映画を語らせろ!〜映画徒然日記〜

映画レビューなどではなく、ただただ映画について語りたがりな人間のブログ

映画徒然日記 ゴールデンウィーク編 Vol.2

こんにちは。

映画徒然日記 ゴールデンウィーク編 Vol.2と銘打ちながらも

ゴールデンウィークが終わって、2日が経ちますが・・・。

 

今日も、ゴールデンウィークに見た作品をババっと紹介しようと思っております。

 

・トレインミッション 2018年 アメリ

監督:ジャウム・コレット・セラ

キャスト:リーアム・ニーソンヴェラ・ファーミガパトリック・ウィルソンサム・ニール

 

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この親父は、一体何回家族を危険にさらされてしまうんだって思うが

今回も、いつもの如く家族に危険が及ぶ中、犯罪に巻き込まれる。

監督のジャウム・コレット・セラとリーアム・ニーソンは、

この作品で、2011年のサスペンス映画「アンノウン」から始まり4度目のコラボ。

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監督のジャウム・コレット・セラとリーアム・ニーソン

よくも、まぁ同じようなキャラクターと同じようなストーリー展開を4度も作れるなと

感じてしまうが、相性がいいのだろうか?

こちらはと言うと、そんな語るほどの作品でもないが何にも考えなくても見れるのが良

かったってぐらいかな・・・。(笑)

スピルバーグの「シンドラーのリスト」に出演していた頃の様な、演技派俳優の一面が

最近では隠れてしまっていて、「強い父ちゃん」像が板につきまくりのリーアム・ニー

ソン。

そろそろ、作品を選んでほしいなと陰ながら応援しています。

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シンドラーのリスト」より

 

虹の女神 Rainbow Song 2006年 日本

監督 熊澤尚人

脚本 桜井亜美、斎藤美如、網野酸

キャスト 市原隼人上野樹里蒼井優佐々木蔵之介

 

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脚本の中の「網野酸」というふざけた名前。

一瞬、「綾野剛」と見間違えたが、この「網野酸」は「岩井俊二」のペンネーム。

そのことを鑑賞してから知ったが、ストーカーのところや、変なお見合いパーティー

シーンなんかはなんだか納得もする。

個人的には、あまり岩井俊二は好きではないが

この作品は、印象に残るシーンが多い。

一万円の指輪や祭りのシーンなど、やっぱりこの人が関わると一風変わった恋愛映画ま

がいの物ができるんだなと感じた。

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岩井俊二の事ばかり話しているが、監督は岩井俊二ではなく熊澤尚人だ。

この人は、「ニライカナイからの手紙」で長編デビューして「DIVE!」、「君に届

け」、「心が叫びたがってるんだ」などを監督をしている。

ニライカナイからの手紙」でデビューする前は、ポニーキャニオン岩井俊二の「ス

ワロウテイル」のプロデューサーとして参加しているとのことで、岩井イズムを受け継

ぐ監督の一人なのかしら。

大学のシーンは、監督の出身大学である成城学園のキャンパスでゴールデンウィーク

期間中に撮影をしたとのこと。

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・「セブン・サイコパス

監督/脚本 マーティン・マクドナー

キャスト コリン・ファレルサム・ロックウェルウディ・ハレルソンクリストファー・ウォーケントム・ウェイツ

 

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マーティン・マクドナーと言えば、2017年に公開された「スリービルボード」の監督

だってなる方も多いかと思います。

まさしく、私もマーティン・マクドナーを知ったのは「スリービルボード」を見て度肝

抜いてからだ。

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「スリービルボード」より

こちらの「セブン・サイコパス」は、長編デビュー作の「ヒットマンズ・レクイエム」

に続いて作られたもので、こちらもなかなか独特な作品。

この監督の作品に出てくるキャラクターは、やたら真面目な奴とやたらぶっ飛んでいる

奴が出てくるが、このキャラクター造詣がとてもうまいので

一歩間違ると、「ギャグ映画」になりかねないが

ただのアホ映画にならず、もう一歩深い所まで行ってしまうから見入ってしまう。

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監督自身も、認めているらしいがクエンティン・タランティーノの影響をかなりを受け

ているのが見ていて、所々ある。

北野武監督にも、かなり影響を受けているとのことでリスペクトも込めて

主人公たちが映画館で見ている映画が、北野武監督の「その男、凶暴につき」だったり

する。

 それも、チョイスがこのシーンとは・・・(笑)

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その男、凶暴につき」より

今後の作品が楽しみな注目の監督の一人だ。